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面接で成否を分けるのは何か

面接に受かる人と落ちる人の違いは何なのだろうかを考えてみました。私自身も外資系企業で採用イベントに出てたり、中途採用、新卒採用にかかわったり、転職エージェントとして受かった方、落ちた方をそれぞれ見てきたりしました。

違いは何なのかといつも考えるようになりました。企業によって基準が異なるので一概に言うことができないができるだけ抽象化して考えてみたのでご覧下さい。

事前準備

面接で受かる人

企業に入りたいという意思をきちんと示す意味で、必要なことはしっかり調べています。また、自分のことを伝える準備に余念がありません。
志望度が高くなくても常に準備すべきことがわかっているので最低限の準備をして会いにいきます。面接に限らずですが優秀な方というのは常に会う方の情報を事前に仕入れているという点があります。

電通マンがクライアントの吸っているたばこの銘柄を覚えておいて切れそうになったら買いに行くという話がありますが似たような論理です。個人的にはたばこを買いに行くこと自体はあまりいい習慣だとは思いませんが。

面接で落ちる人

転職エージェントにすすめられたから来ましたというスタンスで臨むため事前準備を全くしません。来てやったぜという雰囲気が伝わると同時に事前に何も準備をしていないことから面接の時間が無駄になることもしばしばです。面接の時間はお互いにとって有用な時間とするために双方が努力すべきですがその準備を怠っている地点で厳しくなります。

書類編

面接で受かる人

面接で受かる人の書類を見たことがありますか?
受かる方の職務経歴書、履歴書は見ていて面白いです。なぜかというとやってきた職務が具体的なため、聞いてみたいことがたくさん浮かびます。

いい意味で疑問をもたれる履歴書づくりを意識しています。また、趣味や意気込みのところの項目をきちんと書いています。大した事無いように思えますが、趣味の欄にフットサル、将棋、マラソン、レゴ等と書いてあるだけで会話のフックができるため盛り上がりやすく、その人の人柄がよくわかるようになります。面接で落ちるパターンとして、あの人はどんな人かわからなかったという点があります。

最近ではベンチャー企業であるメルカリをはじめ、面接官が1人でも×をつけるとその候補者は落ちてしまうという話があります。
つまりどのような人かわからないだけで落ちてしまう可能性があるわけです。

面接で落ちる人

面接で落ちる人の書類は様々ですね。悪目立ちする書類が多いです。まず誤字脱字が多く、面接時に面接官が見つけてがっかりすることがあります。誤字脱字があると候補者のほうが焦って委縮してしまいます。その地点で他の候補者よりもビハインドを負い、また失敗したという気持ちから候補者が焦ってしまいます。

書類選考の段階では誤字脱字をよく見ていませんが、面接の段階では一言一句みて話すため、誤字脱字に気付きやすいという事情があります。書類には気を付けましょうね。

面接時編

面接で受かる人

面接で受かる人は、キャッチボールになっています。端的にいうと面接をし終わった後に面接官が有益な時間だったと感じられることが大事です。

候補者とのキャッチボールの中で面接官が新しい知識や発見があったりサービスを成長させるためのヒントを得られたかどうかです。ただ単に審査する時間ととらえると面接官側もつまらなくなります。受かる方とのキャッチボールはどんなときでも楽しいのです。

面接で落ちる人

面接で落ちる人は会話がぶつ切りになります。質問と質問の間のつなぎがなく質問事に独立した会話になります。これは面接をする側の技量にもよりますが、面接官は会社のそれなりの人物がでてくるわけで面接官に技量がないと思ったらその会社は終わりです。

また、人事が面接している場合は、表面上の会話に終始してしまうので必ず配属予定の部署、部門の方と話しましょう。
さて、面接に落ちる人の話に戻ると、どうも質問に答えてふくらまそうとする気力に欠けています。逆質問をしたり、会話を膨らますネタを提供したりしましょう。会話事例や面接想定問答集はまた別の機会にお話しいたします。

面接後

面接で受かる人

面接で受かる人は面接で聞かれた内容をメモしてできなかった点を振り返っています。世の中には几帳面な方もおり、面接の内容をエクセルで管理している人もいます。聞かれたことを保管すること自体には価値はあまりありませんが、振り返ることに価値があります。

自分の思っていたことをきちんと話せなかった場合は、何度も修正し、書類上の言葉を自分の言葉にできるように努めています。何百回も練習しているとスティーブジョブズの言葉ですら当人の言葉に聞こえてきます。

面接で落ちる人

面接で落ちる人は、面接後の振り返りをしない人です。つまり面接ごとの成長がまったくなく、自分の経験がアップデートされていません。経験をしたのにそれを伝えることがうまくできないのはもったいないですよね。

どの職種であってもプレゼンテーションは大事になってきます。書類だけでは審査されない仕組みに今の世の中はなっています。自分の仕事を自慢するつもりでいましょう。

これから面接をする方へ

面接をする方は上記の事例をみて、落ちる人の事例にあてはまっていないか注意してみましょう。面接は選考における天王山です。転職を成功させるために何ができるかを考えましょう。

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