転職コラム

労働時間と成長と給料の相関性

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電通事件で労働環境への考え方が一変

電通事件では過労とパワハラによって新入社員の方が自殺するという痛ましい結果になってしまいました。電通の問題を受けて、日本の労働環境は一変しました。

一生懸命働き、一人当たりの労働時間が先進国というか世界の中でも圧倒的な長さだったのか労働環境をよくしよう、つまり労働時間を短くする方向でいこうということになっていきました。

1人の悲しい死によって日本社会が大きく変わった瞬間でありました。私自身も日本の長時間労働は意味のない残業や無駄な仕事の積み重ねで労働者をただ酷使している環境だったので環境が変化することは大変好ましいように感じています。

長時間働いた方が成長するの嘘

長時間労働のほうが成長すると考えている人がいるのではないでしょうか。長時間労働には限界があることを認識してほしいところです。

当たり前だが人間は適度な休息が必要です。休憩がほとんどない状態で一日15時間や18時間働いたらどうだろうか。おそらく厳しい状況になります。

長時間働けば働くほど睡眠時間も短くなるし、睡眠時間が短くなればなるほど、効率が落ちて労働時間も長くなるしということで全く効率的ではない世の中になってしまっているのが特徴です。

長時間労働ではなく短時間で高い生産性を出す工夫をしている人が最も成長するのであります。たばこ休憩を一日に何度も取っている人は仕事が継続的に断絶され仕事の進み具合が当然ながら遅くなります。

効率の悪い状態で長く働いて求められる成果を出してもマネジメントポジションになったときに苦労するのは火を見るよりも明らかなのであります。

残業代で稼ぐモデルは終焉にくる

日本企業の多くは残業代で稼ぐモデルが一般的でした。基本給が低いため、残業をし、稼いでローンの返済にあてると公言している人さえいます。よって仕事がないのに会社にだらだらと残って、マインスイーパーをして過ごす人もいました。

会社に先輩が残っていると後輩は帰りづらいです。1年目が会社の中で真っ先に帰ることはなかなか難しいですよね。

帰ることが難しいので意味のない残業を後輩がし、先輩はさらに残りとまた悪循環が発生し、会社としては余計な残業代をさらに支払います。

日本企業は人件費については意識が希薄です。CEOをはじめ役員も年収が諸外国に比べてかなり抑えられています。ソニーのストリンガー元社長や日産のゴーン社長のような数億円もとる高給取りが批判される世の中なのに社員の無駄な残業は全く指摘されないのが現状で横並びにしようという意識があります。

最も日本企業は内部留保がかなりあることから、残業代を社員に支払って還元しようとする意識さえあるので会社も社員も上司も無駄な残業代について気にしていないのが現状でした。

しかし、残業代で稼ぐモデルも終わりつつあります。裁量労働制や年俸制の導入によって残業代という概念がなくなったり、残業をしなくなったりという風潮になりつつありますので今後は残業代でなんとか、、、と思っていると痛い目に絶対会うでしょう。

目先の残業代が減っても昇進を目指し将来的な高い給料を目指す方向にぜひ行っていただきたいと思います。

楽をしようとする人が得する時代へ突入

楽をしようとするというのは横着をするという意味ではありません。日本人が得意の「カイゼン」を重ねることで業務を効率化し少しでも楽な状態でみんながオペレーションの負担を減らせる状況にし、仕事がある人とない人の差をなくし、無駄な状況は作らないといったことです。

社内のオペレーションの改革はコンサルティングファームを導入しカイゼンしていますが、社内の人間1人1人にもっと楽をしよう、もっと工数を減らそうという意識がない限りは会社としては全く変わりません。

外部のコンサルだけに頼らずもっと労働時間を短くするにはどうしたらよいかという思想を張り巡らせるとよいでしょう。

法人ビジネスの難しさ

法人のクライアントがいるビジネスは難しいですね。お客さんのために常に対応しないといけないときがあります。広告代理店やコンサルがそういったビジネスモデルですね。顧客のために何でもする姿勢が求められます。

法人クライアントの状況だとこちらがコントロールできる部分が少ないのが現状です。そういった場合はこれまでとの変更を提案する、会社としての労働時間の変更を提案しないといけません。

若手が言ってもクライアントからするとなんだこいつはと当然なりますので、役員級から言ってもらうのがベストです。もし会社が変わらなければその会社に未来はないので転職を強くすすめます。

会社として声を拾わず何も変化しないのは無能としかいいようがありませんので覚えておきましょう。会社がダメだと思ったらその船からはすぐに降りるべきです。今は赤字でも将来の可能性を感じられる場合は苦しくても絶対残るべきだと私は考えております。

仕事を分業することの重要性

日本の会社に限った話ではないですが、特に日本企業は仕事を分業することが苦手ですね。人数だけはそろっているのですがなかなか分業がうまくいっていません

表面上は仕事を当然ながら分けているのですが、一部の人に過剰な負担がかかっていたり、ほかの人がやった作業が無駄になるパターンをよく聞きます。

仕事を無駄にしないためにも最初の論点設定と分業の設計を上の人がしっかりやるべきでその作業に仕事がおりてくる若手も積極的に参加させてもらえると成長の機会をもらうことができます。

分業を設計し、メンバーのアウトプットをもし最大化できると労働時間も短くなり労働者にとって良い環境ができていきます。

週5日働く必要があるのか

週に2日しか休みがなく5日間も働いている状態がおかしいという人がいます。意見は人それぞれですが苦しい仕事を5日やるのはかなり長いと思います。

もっと休憩をとれるようにすべきです。意外と5日かかる仕事を4日に押し込むのは難しいことではありません。事実、祝日がある週はがんばれば4日で仕事を全部終わらせることができる人がほとんどではないでしょうか。

週5日しっかり働かないといけないという固定概念にとらわれているか、4日で終わるような内容をのんびりしているせいで5日間もかけているだけだと私は考えています。

批判的な意見にばかりなりましたが、事実として労働に効率化できる部分はかなりある状況といえるのです。

家庭を大切にする社会の到来か

家庭を大切にする社会が日本にも訪れるかもしれません。これまでは会社のコミュニティがすべてだった人も少なくありませんでしたが、生きがいを見つけることも重要になってきました。

仕事が生きがいという人もいますが、ストレスがかかりながら生きがいという人と心から楽しめているため生きがいと言っている人を比べると前者の人が世の中のほとんどになっていると思います。

仕事をするうえでもっとワークライフバランスが整っている場所はないか、もっと改善を通して楽をできないかを常々考えてもらえるとうれしいです。

転職エージェントを通じてぜひその働き方の実現を聞いてみましょう。
以前DODAの転職エージェントと話したら転職エージェントにも働き方改革の相談が企業と求職者双方からよくくるということで、転職エージェントも親身になって相談にのってくれます。

また【BIZREACH(ビズリーチ)】にもワークライフバランス特化の女性コンサルタントがいるので登録して探してみてください。自分から応募することもできます。リクナビNEXTも同時におすすめしていますのでぜひ。

良い働き方ができるといいですね。

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