Pocket

なぜ採用で人気の企業が生まれるのか

転職活動をしていると年収や福利厚生の割に注目されている企業があります。これはなぜでしょうか。マーケティング的視点で各企業がなぜ人気なのかを考えてみました。

人気企業が生まれる原因は簡単でより多くの人に認知されていることに起因します。ではより多くの人に認知されればよいのかというと決してそんな簡単な話ではありません。他社にはない強みを押し出して、その強みを徹底的に認知してもらえばいいわけです。

新卒の段階で、ベンチャー企業にもかかわらず東大生や京大生ばかりを採用できている企業が多くあります。これらの会社は認知をすることに徹底的にこだわり、多くの人の選択肢にまず入ってもらうことを心掛けています。

採用人気=いい企業ではない

採用が人気の企業は前の章でご覧になった通り、お金をかけている企業になります。つまり、採用にお金をかけている企業はほかに使うべきところにお金を使わずに、採用費に過剰にお金をかけている可能性だってあるわけです。

高級車を乗り回し、高級ブランドを身に着けている人がいますね。彼らは、ブランド品を身に着けていますが、実は収入はそれほど多くなく無理をして見かけだけをよくすることにお金を使っている人だっているわけです。

見かけだけよくて中身はない人がいるかもしれませんので、注意してください。会社も同様です。採用活動に人を割きすぎて育成には、人員があまり割かれていないことがあります。

採用よりもわざわざ入ってくれた人を定着させ育てることのほうが全然難しいわけです。

採用人気に騙されないために

採用人気に騙されないためには、すでにその会社に5,6年以上いる人がどのようなキャリアを歩んでどのような能力があるかを見極める必要があります。

能力を見極めるのは難しいですが、面接官になったつもりでその人の経験や考え方を掘り下げてみるとよいと思います。

直近1,2年で優秀な人が入社したからといってその会社自体がよいかはわかりません。よく、外資系から転職してきますが社内で彼らを活躍させる土壌がないために残念ながらすぐに辞めてしまう会社だってあります。

また、入ったばかりの人に面接官をさせている会社も危険です。事業部長クラス以上であれば会社の意思決定にすぐかかわるため、面接官をすぐにさせることもありますがそうでないのに面接官をしていると会社の状態が大丈夫かということを疑ったほうがよいでしょう。

採用のうまい企業の人事を見てみる

採用のうまい企業、もしくはうまくなった企業の人事にも着目してほしいと思います。採用のうまい企業の人事は、他社から転職してきて一気に採用手法を変化させた場合があります。

リクルートやリンクアンドモチベーションといった人材系の会社から転職し、洗練された採用手法を転職先の会社に適用し、一気に採用が有名になる企業が少なくありません。

そして、採用だけうまくなっても会社内の組織は未成熟のままであることがあります。これは人事採用担当のせいではなく、採用担当だけ雇えばいいという経営者の問題です。別に育成や組織改革用の人材も雇用するか外部のコンサルを入れる必要があるわけです。

未成熟から脱するために努力を要しますが関わる人数が社内全体であるために容易に会社を変革させることは無理なのです。

そういった状況を把握するためにも採用にかかわっている人事の経歴も聞いてみましょう。特に人事は採用面接自体に大きくかかわってこず設計、セッティングだけの人がいますのでわずかな接点の間に聞くようにしましょう。

面接官を含め、できるだけ多くの経歴を聞くようにするとよいでしょう。

面接で候補者を惹きつける技術がある

採用がうまい企業は、母集団形成で優秀な人を集めるだけでなく、内定を出した人に内定承諾率が非常に高いのが特徴です。

内定をただ出すだけで、入社しなければ時間の無駄になってきます。そういった無駄なプロセスを省くためにも入社してほしい人は説得するように心がけつつ、確実に来る人を見極めていくのも特徴です。

面接中に、他社のことを悪く言ったり、自社を過剰にアピールすることなく、それとなくあなたと働きたいという人と人のコミュニケーションをしてくるのが特徴です。

会社と人のコミュニケーションというのは成り立ちづらく、面接官個人の思いを伝えると候補者に刺さるという傾向があります。

そのため、面接の間に惹きつけられすぎてフラットに比較できない場合があるので気を付けましょう。もちろん面接官の技量が高い会社は信頼できる傾向にあるのは間違いではないですので一つの指標にしてほしいと思います。

説明会に来ている人にも注意を払おう

説明会が開催されますが、会社の知人が来ている会社は1つの指標になります。知人に紹介できる会社というのははたらいていて良い会社ということですので、ぜひその点も気を付けてください。

ネ〇トワークビジネス等は、知人をだますために呼びますが会社説明会はそういうわけではないですので安心してください。

採用のうまい企業は転職エージェントとのコミュニケーションもうまい

採用のうまい企業は、自社にいいひとを集めるために、転職エージェントといい関係を築き、良い人を紹介してもらうようにうごいています。

さて、この構図からわかることは、転職エージェントが紹介する会社は信頼できなくなるということですね。信頼できないというのは少し言い過ぎかもしれませんが、ブランディングだけこだわりエージェントにはいい顔して実態は異なるかもしれません。

そのため様々なエージェントに聞いて判断をあおぐとよいでしょう。受ける予定の会社をそれとなく、「○○社はいかがでしょう?」と聞いてみてください。できるだけ多くの人に聞けばより客観的な意見が得られます。リクナビNEXT【BIZREACH(ビズリーチ)】は特に様々なエージェントに会えるのでおすすめです。ぜひ登録してご覧になってください。

Pocket